写真を撮る
撮る?
小さい頃から、カメラというものに憧れを抱いていた。
林間学校へ行くとき母に渡された「写ルンです」のシャッターを切るたび興奮するような子供だった。
FUJIFILM レンズ付フイルム フジカラー 写ルンです 防水タイプ 27枚撮り LF N-WP3 27SH 1
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これこれ。どこでも撮れるやつ。
なんだか勿体なくて、いつも2,3枚余らせていた。そこは今でも一緒。モデルさんと歩いても1日2本(72枚)撮ることは珍しい。
…撮らない方が勿体ない?
いつも、だいたい以下の流れで写真を撮っている。
- カメラの設定(シャッター,絞り)はしておく
- 被写体を見つける
- 観察して構図を決める
- シヤッターを切る or やっぱり撮るのをやめる
私の場合、シャッターを切る割合が少なすぎるのだ。1/10。デジタルだともう少し多い。
後になって見返して、「何が撮りたかったんだ…?」っていう写真はフィルム、デジタルどちらで撮っても一定数出てくる。
でも、何を撮りたかったかは自分で覚えている。
例えばコレ。
Sony α7 +SMC Takumar55/1.8 ×
Olympus Wide Converter0.8
中野フジヤのジャンク館でワンコインのワイコンを買って、さっそく装着。夕日が電車に当たっていい感じ!と思いきや…何を撮りたかったかは本人しか分からない。
駄目だ。
写真は記録。
見た人が何を感じるかが全てだから、肩肘張って、いい写真ができるとは到底思えないけれど、表現者たるカメラマンは撮影から現像、プリントまで、自分の想いを焼き込むべきだと思う。
モデルの視線が素敵、とか、ベンツの黒を表現したい、とかでいい。
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馬鹿にする人がいるけど、覆い焼きなんかは昔もやってた。最低限の作業で写真がキレイになるなら問題ない。いじり過ぎは倫理的な問題以前に不自然。
私はパソコンが旧いので使えない。
いつか買うけど、↑と↓で迷い中。
多機能で一年ごと買い換えor限定機能で長期使用
まずデスクトップPCか…
アナログで全てをこなせるように(自家現像・プリント)なってからデジタルに行きたいというのがある。そこは意地。同時プリントに出して、フツーに綺麗になって帰ってくる自動修正でなく、自分でできるようになったら、何か変わるはず。そう思いたい。
とりあえず今日も写真を撮る。
ではまた。