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ニコノスの写真日記

フィルムとデジタルの狭間からお送りします。毎日写真を撮って気付いたことを書くブログ。スナップ、ポートレートが大好き。twitter: @nikonosf

Pen EE3 モルト,シャッター整備

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かわいいカメラ!

クラシカルに、いかにも女の子が好きそうなカタチ。セレン受光素子でレンズが大きく見え(ホントは小指の先ほど)、バランスの良いデザインである。

 

OLYMPUS PEN EE-3

またまたジャンクで、ファインダーとレンズのカビ、モルト痛みで安くなっていたので購入。以前ズミタールの為カニメ回しを買っておいて正解だった。こいつのカニメは極小なので、工具の代用が効かないのだ。

 

工程

レンズ

・レンズの銘板をゴムリングで回して外し、現れたカニメを内側から外していく。無水アルコールと綿棒で清掃。シャッターを気合いで止めて、裏側からもレンズ清掃。

 

ファインダー

・軍艦部を開ける。この際ストロボ接点用の線があるので慎重に。それからファインダーの前玉を引っ掛けて割らないように。

・黒い紙をペリペリ剥がし(破るなよ!)アルコール綿棒で拭く。

 ・黒紙を接着剤で元のように貼る

 ・軍艦部を閉じる

 

モルト

モルトの調達。ネットにもヨドバシにもあるので苦労しないだろうが、どこかで100均にもあると見て、半日探し回ったが遂に見つからず、同じく100均にあったこんなもの
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で代用。厚みがあったので、せこせこカッターで削った。非常に面倒だぜぇ&モルトの精度が不安だぜぇ と良いことないので黙ってモルトを買うこと。

 

 ・元あったモルトの残骸をアルコールと楊枝か何かを用いて取り去り、そこに新たなモルトを詰める。この際モルトガイドの側面に粘着面がついてもそのままにせず、落ち着いて貼り直す。

・蓋の開閉に問題ないか、レンズに異常がないか確認してやっと試写となる。

 

iso400の36枚撮りを入れた。

ハーフサイズだから…

72枚!

ねえ、フィルムで撮ってるとき、早く見たくてしょーがない気持ち、わかる?

自家現像できる人に限るのだけど、10枚くらい取ったら巻き上げちゃって、ダークバッグ内で物差し使って切って、そこだけ現像しちゃう手もある。

転売ヤーになった気分。「試写済み」が低コスト化できるぞ!

 

ま、ペンは直して売っても利益は高が知れている。73年発売当時で1万円強だもの。同年に発売のニコンF2フォトミックSは6万円強。現代ならGRⅡとD5ってとこか。でも、どれも良いカメラだよ。

 

ネットでも、雑誌でも、中古屋のおじさんまでペンを「良い」とする理由、果たしてどんなものか(…撮りきれるのか?)

乞う御期待!
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