ライカ整備
ライカのDⅡが光線漏れを起こすようになった。
多重露光で撮ったマイライカ。
以下が証拠写真。
右端にラインが入っている。下からモヤモヤがあがって来てる。
…なんで?
バルナックライカには見えるところにモルトが無い。個体ごとに底蓋がピッタリ造られているからだ。しかし、カメラ屋のおじさんに聞いたら、軍艦部の遮光性が十分ではない個体もあるらしい。1930年代当時はiso50以下が普通で、iso100なんてフィルムは今で言う6400くらいの位置付けだったから、ちょっとやそっとの漏れではカブらなかったのだ。
というわけで、整備に出すことにした。
私の場合、ライカには100か200を入れる。400を入れると最速1/500のシャッタースピードでは対応しきれない。
これが好き。
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あと、M4以前のライカは所謂「三味線のバチ」がなくフィルムが真っ直ぐになりにくいので、しばしばパーフォレーションへも露光されてしまう。スキャンサービスに出すと歪んだ絵が帰ってくる。せっかくフレーミングして、水平出しても無駄。どうにかならないものか…
まあ、もしそうなっていたら上手にトリミングしよう。
まかり間違ってお金が余ったら、M4-Pの黒が欲しい。なぜって、シンプルで機能的だから。ベッサもカッコいいけど、布幕横走りじゃなきゃ嫌。デザイン、静音性では最高なのに、欠点の多いバルナックライカ。嗚呼。