重量級レンズのふしぎ
85mm f1.2 noctilux f0.95,1435 f2.8…
もはや「高級レンズ」と呼んだ方がいいのではないか?
こういうレンズ達は軒並み大きなガラス玉が鏡筒に詰まっている。キヤノンの1.2兄弟や2.8通しズームともなると見た目はバズーカだ。
レンジファインダー機のレンズは一眼レフに比べて明るくても小さいものが多い。
これは後玉のミラー干渉を防ぐため、フランジバックを長くした影響だ。ミラーのないフジのxマウントやライカL,Mマウントはレンズが小さく済む。(Xのズームやf1.2はデカイ)
あれ?あのα7は?
フランジバックめっちゃ短いんじゃないの?
なのに、なんであんなにレンズがデカイの?
…ソニーの人と話す機会があったので、ずっと気になっていたそこを聞いてみた。
Nikonos「小さくて軽いレンズは作れないんですか?」
Sony「確かにレンズを小さくすることもできますが、α7シリーズで狙うのはヘビーユーザーで、お手軽にパチリという層ではないからです」
Nikonos「大きなレンズでないと画質確保は難しいんですか?」
Sony「そうなりますね。オートフォーカスが入るので尚更、大型化は避けられないんです」
そうなのか。
現代ライカのレンズは画質より写りに気を遣ってるのかな?使ったことないからわからないな。ハマる人があんなにいるのだから、人を魅了する何かがあるのだろう。
デカくて重いレンズほど解像力が高い、または明るいと考えるのがよさそうだ。
今日の1枚
昼フィルム、夜デジタル。