ニコノスの写真日記

フィルムとデジタルの狭間からお送りします。毎日写真を撮って気付いたことを書くブログ。スナップ、ポートレートが大好き。twitter: @nikonosf

Fuji Acros増感現像 snap

始めっからお金の話で恐縮でありますが…

2016年12/20現在、一番安いモノクロはNeopan Acros100。

 

 

カラーに限って言えば一般用とプロ用フィルムの差は歴然だ。プロ用の方がきめ細かいし、色再現も自然だ。もう悲しくなるくらいの差。

でも、アクロスは私の要求に大方答えてくれる。今までの課題は、常用とするには感度が低すぎること、微粒子すぎる(キレイすぎる)ことであった。自家現像を始めてから、現像液スーパープロドール増感に対応すると知って、試してみたら上手くいったのでご報告。

ISO100→200のつもりで現像した。

SPD1:1希釈 22℃ 8分30秒 

 

Camera:Bronica EC-TL

ブロニカの絞り優先オート、かなり便利でクセになる。

 

f:id:cantonponeys:20161220064742j:imageZenzanon100/2.8 開放 オート露出
f:id:cantonponeys:20161220064752j:imageZenzanon100/2.8 f4 1/500

猫の可愛さに溺れて、串刺し構図。「首切り」「串刺し」に気を付けようと考えるのだけど、何故かやってしまう。
f:id:cantonponeys:20161220064809j:imageZenzanon100/2.8 開放、最短 オート露出
f:id:cantonponeys:20161220064819j:imageZenzanon100/2.8 f5.6 オート露出
f:id:cantonponeys:20161220065045j:imageNikkor-O 50/2.8 f8 オート露出

 

昨日撮ってすぐ現像した。替えのフィルムが1本しか無かったので、
f:id:cantonponeys:20161220070231j:image急遽お店で購入。高い…好きだけど。

調子によるが、6×6の12枚撮りだと1日平均1本は消費するので自家現像せねば、おいそれと外食できない。


今回の結果でとりわけ気に入っているのは、増感によって粒子が荒くなったこと。森山大道になりたいワケではないけれど、街を撮るときモノクロは爽やかではいけない。もっとねちっこい方が、しっくり来る。

 

 

何かしら参考となれば幸いです。