なにで撮る?
なにで撮る?
撮影に出掛けるとき。
とりあえず持って行くとき。
ジャンクを漁りに行くとき。
カメラが何かは重要だ。
1台しか持たない、必要性を感じないという人はそれでいいと思う。カッコいい。
「世界ふしぎ発見!」坂本三佳さんの個展を見てきた。https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/109
被写体経験のある山岸伸先生のアドバイスから、デジタルのOLYMPUS PENで写真を撮りはじめたという。
光とか、構図とか細かいことは考えず、または考える時間がなく(三佳さん談)ただ撮った写真が、こんなにも人の目を引くものなのか。彼女の「冒険写真」は私をそこへ連れていく。
機材に通じることは、写真を撮りやすくすることだ。いつものレンズ、いつものファインダー、いつものカタチ。
取っ替え引っ替えの慣れない機材では得難い感覚があると思う。
でも、こんなレンズが、ボディが、ストロボがあれば、あの人みたいに撮れるかも…という欲が出てくる。「レンズ沼」と検索して「これは無いわ~」と呟いていた頃が懐かしい。結果、3台のボディに7本のレンズを常用している。2台のフィルムと何でも屋のα7。いつか機材紹介しようと思う。
一眼レフは持ち歩きに不便だけど正確無比。小さいのはカワイイけど寄れない。デジタルは操作難しいけど万能。
みんなちがって、みんないい。
写真を撮るとき、カメラが何かは重要だ。
学生時代、大好きな文房具を使えばドンドン勉強ができる気がした人は多いだろう。
「これで撮りたい」
どう撮るかは別として、とにかくカメラを持ち出す動機になりうる。カメラがなければ写真が撮れない。
だから、自分がずっと一緒にいられるカメラがいい。そんなカメラを見つけられた人は幸運である。