ポートレート④ @湯島界隈
モデル:はちさん
ロケーション:湯島周辺
晴れの予報だったので、光線がキツくならないうちに、と10時から撮影を始めた。
冬の日射しでもナメると大変なことになる。
まあ、それを活かして写真を撮ればいいのだけれど。
Film:
Kentmere400(at500 SPD1:1 10min)
Velvia100(2段増感)
pro160ns
35ミリはモノクロ、ブローニーはポジで撮って途中からネガに換装した。
撮られ慣れていないだろうから、と何枚か撮ってデジタルで確認してもらったが、既に友達と撮り合っていたようで、すぐフィルム機に持ち替えることに。
ファースト・コンタクト。
けっこうキマってる。
私が丸レフを持て余していると、カメラを持ったオジ様2人組が「持とうか?」声をかけてくれた。ありがたくお受けしました。
イイ感じの影を見つけたので撮影。
こういう暗いところも好き。朝の感じ…
小道具として角川文庫を持ってもらった。「にんじん」。
入射光式露出計でバッチリ出したハズなのに、なぜかアンダーになってしまった。あと1段くらい欲しいところ。
↓同じ露出計で測ったコチラは上出来なのに。
湯島聖堂、受験の聖地。
上の写真を四切に伸ばしてみた。
特別硬調のモノクロ印画紙を使ったら、すごく雰囲気が出てビックリ。
もう梅の季節である。
近くの公園に移動し、遊具を使って撮った。
このアミアミの遊具が割と汚れていたようで、撮影とはいえ、はちさんの服を汚してしまい申し訳なく思う…
このコマでリバーサルは終了、フィルムを入れ換えるが、交換を焦ってしまい裏蓋が確実に閉まっていなかったようだ。 6コマ目でパカッ…
一瞬、何が起きたかわからず、「これは…全消しか?全消しなのか?」と半ベソになった。120フィルムは巻き戻しというのが出来ず、巻ききってしまうことは可能なのだが、とにかく全部撮ってみよう、と鬼のようなスピードで撮り終えたのだが、半分はバッチリ写ってて、感動。
公園をハシゴして、
銅の鳩と戯れたり(待てよコイツは鳩で合ってるのか…?)
クールに悩んでもらったり、
カルメンになってもらったり。
大いに楽しみながら撮影させてもらった。
パカパカ撮りすぎて、フィルム6本分撮り終えてしまったので、最後はデジタルで。
はじめて初対面のモデルさんと行った撮影では、ガッチガチに緊張していたが、少しは自由に動けるようになってきた。
(重さを含め)まだカメラに振り回されている気がするので、その点を改善していく。
楽しく撮影でき、さらに満足のいく写真が撮れた。はちさん、ありがとうございました。
☆編集後記
今日の機材
・Nikon F6
28/1.8G
50/1.4D
Nikkor-H 85/1.8
・Sony α7
Nikon Ai55/2.8
デジタルの高解像度に耐えられるよう、とびきりシャープなマイクロで。
・Bronica EC-TL
Nikkor50/2.8
Zenzanon100/2.8
ブラケット・ストロボ
SLIKの三脚
タオル
このタオルが、けっこう役に立ってくれた。
拭いたり、敷いたりイロイロ。これから撮影の必需品にしようと思う。
今回はカメラが3台に三脚、大型ストロボ。その他電池やレフ板などで総重量10キロは優に超えている。肩掛けのボストンバッグへ、ズドン。クッション無し(笑)
どんなに機材が重くても、持ち方さえ工夫すれば気合で何とかなる😃
— ニコノス (@nikonosF) 2017年2月2日
欲しいときに無くて後悔するより、結局使わず後悔した方が遥かにいい、と判断して多目に持って行ったのだが…
翌日、大変な筋肉痛だった。
で、三脚は要らない。
大抵の撮影は街角だし、4時間ほど撮っていて使ったのは一度だけ。
カメラの重みも相当であったので、機材選びは慎重さを要する。